屋根リフォームの費用は平均100万円|塗装・カバー工法・葺き替えの違い
屋根リフォームの費用は、リショップナビで工事をした人の平均で100万円です(2024年9月時点の集計、2025年11月20日更新の記事、取得日 2026-11-08)。
工法別の目安は、塗装15〜80万円、カバー工法60〜250万円、葺き替え70〜260万円で、屋根の面積・屋根材・下地の傷み・足場の有無で変わります。
突然訪問してきた業者の「保険金で自己負担なし」「瓦がずれている」といった勧誘は、国民生活センターが注意を呼びかけています。契約書面を受け取った日から8日以内ならクーリング・オフができます。
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屋根材、築年数、気になる症状(雨漏り・ズレ・色あせ)、外壁も同時に直したいかを伝えると、現地調査の後に総額の見積書が届きます。地域や工事内容によって紹介数は変わります。
しつこい営業が心配な人へ
電話が来る場面は2段階です。最初はリショップナビから、希望を確かめる電話。次に、紹介された会社から現地調査の日取りを決める連絡です。公式FAQでは、加盟会社は強引な営業をしないと案内しています(取得日 2026-11-08)。不快な連絡があったときの連絡先も示されています。
紹介後に断れますか?
断れます。公式FAQでは、見積もりを断る場合は業者へその旨を伝えてよいと書かれています。頼まない会社には、自分から「今回は他社に決めました」と一言伝えれば足ります。
工法別の費用目安
表はリショップナビが2025年11月20日に更新した屋根リフォームの記事をもとにした目安です(出典1、取得日 2026-11-08)。同記事は、同社を利用して屋根をリフォームした方の平均費用を100万円とし、100万円以下で実施した例が多いと書いています(2024年9月時点の集計)。施工面積、新しく採用する塗料や建材、同時に行う補修の規模で費用は変わります。
| 工法 | 費用の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 塗装(塗り替え) | 15〜80万円 | 屋根材を塗膜で保護する。スレートやガルバリウム鋼板では必須の工事。塗料で費用と耐久年数が変わる |
| カバー工法(重ね葺き) | 60〜250万円 | 既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる。解体や廃材処理がほとんどなく、騒音・ホコリが出にくく、費用と期間を抑えやすい。屋根が重くなり、瓦屋根には不向き |
| 葺き替え | 70〜260万円 | 既存の屋根材と防水シート(ルーフィング)を撤去して一新する。軽い屋根材にして耐震性を上げることもできる。費用が高く工期はやや長い。解体時の音とホコリに注意 |
同記事は、築20年以上の場合、屋根材の下の防水シート(ルーフィング)や野地板が20年前後で劣化するため、塗装以外の工法も視野に入れるよう案内しています。また、カバー工法と葺き替えは、建築確認申請が必要になる場合があるとしています。
塗装の内訳と塗料の違い
屋根塗装の総額は15〜80万円が目安です。塗料の種類、屋根の面積と形状、足場が必要かどうかで変わり、ズレ・割れ・雨漏り・腐食があれば補修工事が別にかかります(出典1、取得日 2026-11-08)。
| 内容 | 施工単価 |
|---|---|
| 塗料の施工 | 1,200〜5,500円/㎡ |
| 養生・メッシュシート | 100〜400円/㎡ |
| 高圧洗浄 | 150〜300円/㎡ |
| ケレン | 400〜600円/㎡ |
| タスペーサー・縁切り作業(必要な場合) | 360〜800円/㎡ |
| 足場(必要な場合) | 600〜900円/㎡ |
| 工事管理費・諸経費 | 工事費の約3〜10% |
| 塗料の種類 | 施工単価 | 耐用年数 |
|---|---|---|
| ウレタン | 1,200〜2,200円/㎡ | 6〜10年 |
| シリコン | 1,600〜3,500円/㎡ | 8〜15年 |
| ラジカル | 1,800〜4,500円/㎡ | 12〜15年 |
| フッ素 | 1,800〜4,800円/㎡ | 8〜20年 |
| 断熱・遮熱(ガイナなど) | 2,300〜4,500円/㎡ | 15〜20年 |
| 無機 | 4,000〜5,500円/㎡ | 15〜25年 |
単価が安い塗料は耐用年数が短い傾向があると、同記事は説明しています。「何年住み続けるか」「次の屋根工事を何年後に行うか」を考えて選ぶと案内しています。
カバー工法・葺き替えの内訳
カバー工法の総額は60〜250万円、葺き替えは70〜260万円が目安です。グレードの高い屋根材や複雑な形状の屋根では高くなりやすいとされています(出典1、取得日 2026-11-08)。
| 内容 | 施工単価 |
|---|---|
| 新屋根材の施工 | 5,000〜11,000円/㎡(安い屋根材は〜7,000円/㎡) |
| ルーフィング(防水シート) | 500〜1,500円/㎡ |
| 棟板金・軒・ケラバなど | 3,000〜11,000円/㎡ |
| 野地板・コンパネなど(下地も劣化している場合) | 1,500〜2,500円/㎡ |
| 足場(必要な場合) | 600〜1,000円/㎡ |
| 工事管理費・諸経費 | 工事費の約5〜10% |
葺き替えでは、アスベストを含む古い屋根(古いスレートなど)の処理費が別にかかるため、予算に注意するよう同記事は書いています。軽量な屋根材に替える場合は補助金の対象になる可能性があるとも案内しています。
| 内容 | 施工単価 |
|---|---|
| 新屋根材の施工費 | スレート5,000〜7,000円/㎡、ガルバリウム6,500〜8,000円/㎡、和瓦・洋瓦8,000〜15,000円/㎡ |
| 既存屋根材の撤去費 | 1,500〜3,000円/㎡ |
| ルーフィング(防水シート) | 500〜1,500円/㎡ |
| 下地の補修 | 2,000〜3,500円/㎡ |
| 足場(必要な場合) | 600〜1,000円/㎡ |
| アスベスト処理費(アスベスト含有屋根の場合) | 20,000〜85,000円/㎡ |
| 工事管理費・諸経費 | 工事費の約5〜10% |
| 内容 | 費用相場 |
|---|---|
| 棟板金の補修・交換(スレート・コロニアル・カラーベスト) | 5,000〜12,000円/m |
| 瓦の修理・差し替え・交換 | 5,000〜30,000円/枚 |
| 漆喰補修(スレート・洋瓦など) | 2,200〜7,000円/m |
同記事が掲載する施工事例の費用と日数は次のとおりです。事例ごとに工事の範囲が違うため、金額は参考値です。
| 工事 | 内容 | 費用 | 日数 | 築年数 |
|---|---|---|---|---|
| 塗装 | フッ素塗料で屋根を塗装(外壁塗装も同時・リフォーム総額約93万円) | 28万円 | 3日 | 15年 |
| 塗装 | ラジカル塗料でカラーベスト屋根を塗装 | 30万円 | 5日 | 20年 |
| カバー工法 | スレート屋根に金属屋根を重ね葺き(雨漏り対策) | 80万円 | 4日 | 20年 |
| カバー工法 | シングル屋根をジンカリウム屋根へ(外壁塗装も同時・リフォーム総額約216万円) | 97万円 | 7日 | 15年 |
| 葺き替え | 雨漏りしていた瓦屋根をガルバリウム屋根へ | 85万円 | 3日 | 32年 |
| 葺き替え | コロニアル屋根を断熱材入りガルバリウム鋼板へ(換気棟の新設も実施) | 132万円 | 7日 | 25年 |
足場代と外壁との同時工事
屋根リフォームは基本的に足場を組みます。外壁やベランダ・バルコニーのリフォームも足場を使うことが多く、別々に工事すると足場の設置・解体が2回分かかります。同記事は、30坪程度の外壁全面で足場代が15万円前後かかる目安を示し、同時に工事すれば足場代は1回分で済むと説明しています(出典1、取得日 2026-11-08)。
外壁の工法別の費用と見積もりの比べ方は外壁塗装の見積もり比較で整理しています。屋根と外壁を同時に頼む場合は、見積書で屋根・外壁・足場の内訳が分かれているかを確認します。
補助金・火災保険の考え方
補助金:同記事は、地域によって、屋根の断熱・遮熱対策、耐震化(軽量な屋根材への葺き替えなど)、市区町村内に本店や支店がある施工業者への依頼などが自治体の補助金・助成金の対象になる場合があるとしています(出典1、取得日 2026-11-08)。自治体ごとに制度と締切が違うため、工事の契約前に市区町村の窓口で確認します。
火災保険:同記事は、台風や雪などの被害による修理には火災保険が使える場合があるとし、内容は加入しているプランで異なると説明しています。原状回復のための工事が対象のため、カバー工法は対象外とされる可能性が高いとも書いています。保険金の申請は、加入者が保険会社または代理店に直接確認します。
訪問業者の勧誘とクーリング・オフ
国民生活センターは2023年10月11日、「屋根工事の点検商法」の相談が増えていると発表しています(出典2、取得日 2026-11-08)。点検商法は、「近所で行う工事の挨拶に来た」などと言って突然訪問し、「屋根瓦がずれているので点検する」と点検した後、「このままだと瓦が飛んで近所に迷惑がかかる」と不安をあおって契約させる手口です。2022年度の相談件数は過去5年で最も多く、2018年度の約3倍で、契約当事者の8割超が60歳以上でした。
- 安易に点検させない:無料と言われても、突然訪問してきた業者には点検を頼みません。
- すぐに契約しない:家を建てた工務店等に相談したり、複数社から見積もりを取って比べたりします。質問にあいまいな返答しかしない業者とは契約しません。
- 保険金トークに注意:「保険金で自己負担なく工事できる」と言われても、支払われるかは分かりません。国民生活センターの2018年9月6日の発表(出典3)も、先に契約せず、契約している保険会社に直接確認するよう勧めています。うその理由での請求は、保険金の返還請求や契約解除、詐欺罪に問われる可能性があります。
- クーリング・オフ:特定商取引法の訪問販売に当たる場合、申込書面または契約書面のうち早く受け取ったほうの日から8日間、書面(はがき可)または電磁的記録(電子メールなど)で通知すれば取り消せます。通知前にはがきの両面をコピーし、特定記録郵便や簡易書留など記録が残る方法で送ります(出典4)。
- 相談先:不安を感じたら、最寄りの消費生活センター等に相談します(出典2・出典4)。
見積書で確認する項目
次の項目は、出典1の費用要因と見積書の比較方法をもとにした編集部の確認案です。
- 工法と範囲:塗装・カバー工法・葺き替えのどれか。屋根全面か一部か。
- 屋根材と塗料:新しい屋根材・塗料のメーカー、商品名、種類、耐用年数。
- 面積と単価:施工面積(㎡)と、塗装・下地・防水シート・板金などの単価が分かれているか。
- 足場・諸経費:足場を組むか、外壁と共通か、工事管理費・諸経費の割合はどうか。
- 追加工事:下地補修、棟板金・漆喰・雨樋の補修、アスベスト含有屋根の処理費が別になっていないか。
- 現地調査の根拠:屋根の状態の写真や劣化箇所の説明があり、その工事がなぜ必要か説明を受けたか。
- 工期と保証:日数、近隣へのあいさつ、工事保証の対象と期間。
マンションの屋根は共用部分で、個人の判断で工事できないことが多いため、管理規約の確認が先です(マンションリフォームの申請と管理規約)。契約前の書類は工事請負契約書の確認項目にまとめています。
よくある質問
屋根リフォームの費用はいくらですか?
リショップナビの記事では、同社を利用して屋根をリフォームした方の平均費用は100万円で、100万円以下の例が多いとされています(2024年9月時点の集計)。工法別の目安は、塗装15〜80万円、カバー工法60〜250万円、葺き替え70〜260万円です。
塗装・カバー工法・葺き替えはどう選べばよいですか?
同記事は、塗装は屋根材を保護する塗り替え、カバー工法は既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる工法で下地が傷んでいない場合向き、葺き替えは既存の屋根材と防水シートを撤去して全面を新しくする工法と説明しています。築20年以上は防水シートや野地板が劣化する時期のため、塗装以外も視野に入れると案内しています。どの工法が合うかは現地調査で確認します。
屋根と外壁は一緒に工事したほうがよいですか?
足場を組む工事が多いため、同記事は外壁やベランダと同時に行うと足場代が1回分で済むと説明しています。30坪程度の外壁全面で足場代は15万円前後が目安とされています。ただし必要な時期や範囲は家の状態で変わるため、見積書で屋根と外壁の内訳を分けて確認します。
「火災保険で自己負担なく屋根を直せる」と訪問業者に言われました。信じてよいですか?
国民生活センターは、保険金が支払われるかは分からず、保険金の請求は加入者自身が行うのが基本だと注意しています。申請は業者ではなく、契約している保険会社または代理店に直接確認します。経年劣化を自然災害の被害と偽って請求すると、保険金の返還請求や契約解除、詐欺罪に問われる可能性があるとも案内しています。
突然訪問してきた業者と屋根工事を契約してしまいました。取り消せますか?
国民生活センターによると、特定商取引法の訪問販売に当たる場合は、契約書面を受け取った日から8日以内ならクーリング・オフができ、書面(はがき可)または電子メールなどの電磁的方法で通知します。8日を過ぎても取り消せる場合があるため、早めに消費者ホットライン188(最寄りの消費生活センター)へ相談します。
まとめ
リショップナビ利用者の屋根リフォームの平均費用は100万円で、100万円以下の例が多いとされています。工法別の目安は、塗装15〜80万円、カバー工法60〜250万円、葺き替え70〜260万円です。築20年以上は防水シートや野地板の劣化も考え、現地調査で工法を比べます。外壁と同時に工事すると足場代は1回分で済みます。突然訪問してきた業者に契約を急がされても、その場では契約せず、複数社の見積書を工法・面積・足場・追加工事・保証でそろえて比べます。訪問販売で契約した場合は、契約書面を受け取った日から8日以内ならクーリング・オフができます。
参考・取得日(公式・公的情報)
- 出典1 リショップナビ 屋根リフォームの費用相場(工法別・内訳・事例、2025年11月20日更新)取得日 2026-11-08
- 出典2 国民生活センター 屋根工事の点検商法のトラブルが増えています(2023年10月11日)取得日 2026-11-08
- 出典3 国民生活センター 「保険金を使って住宅を修理しませんか」がきっかけでトラブルに!(2018年9月6日)取得日 2026-11-08
- 出典4 国民生活センター クーリング・オフ(期間・通知方法)取得日 2026-11-08
- 出典5 リショップナビ よくある質問(電話連絡・営業・断り方)取得日 2026-11-08
金額は出典元が示す目安で、本サイトの調査値ではありません。屋根材、築年数、面積、下地の傷みで変わるため、自宅の費用は現地調査後の見積書で確認してください。